GNSS連続観測システム

共同通信ニュース用語解説 の解説

GNSS連続観測システム

国土地理院は、測量地殻変動観測を目的として、全国約1300カ所に約20キロ間隔で「電子基準点」を設置。衛星が発した電波を受信し、基準点の位置緯度経度標高の3次元で日々測定。地震計では感知できないゆっくりとした地殻の動きを捉えることができる。地殻変動の観測には現在、米国の衛星利用測位システム(GPS)のデータのみを用いているが今後、ロシアの測位システム「グロナス」や日本の準天頂衛星の活用も検討している。

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