20世紀西洋人名事典 「H.エビングハウス」の解説
H. エビングハウス
Hermann Ebbinghaus
1850.1.24 - 1909.2.26
ドイツの実験心理学者。
ハレ大学教授。
バルメン生まれ。
ベルリン大学でトレンデレンブルグの哲学に傾倒した。1880年ベルリン大学講師、1894年ブレスラウ大学教授、1905年ハレ大学教授を歴任。フェヒナーの「精神物理学要論」に感銘し、高等精神作用にもその方法が用いられると考え、その結果、記憶の保持が時間の関数であることを見出した。著書に「Über das Gedächtnis」(1885年)、「Abriss der Psychologie」(’08年、’32年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報