20世紀西洋人名事典 「H.ボートン」の解説
H. ボートン
Hugh Borton
1903 -
米国の歴史学者。
コロンビア大学教授,ヘイヴァーフォード・カレッジ学長。
米国の第一世代の知日家。現代日本史が専門。25歳の時、American Friends Service Committeeの代表として来日。27歳まで日本語・日本史を学ぶ。1932年コロンビア大学から修士号取得。’35〜36年東京帝国大学文学部で学ぶ。’37年徳川期の農民一揆をテーマとした論文でライデン大学から博士号授与。’37〜47年コロンビア大学講師、準教授、’47〜57年同大学教授、’57〜67年ヘイヴァーフォード・カレッジ学長、’69〜83年コロンビア大学上級研究準教授を歴任。アジア研究学会会員。著書「Japan since 1931:Its Political and Social Developments」(’73年)、「Japan between East and West」(’76年)等多数。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報