20世紀西洋人名事典 「H.H.ティルトマン」の解説
H.H. ティルトマン
Hubert Hessell Tiltman
1897 - 1976
英国のジャーナリスト。
ロンドン近郊生まれ。
1935〜41年ディリー・エクスプレス紙の最初の常駐特派員として来日。戦後は在日連合軍付き記者を務めるかたわら、「デイリ・ヘラルド」「ワシントン・ポスト」「エコノミスト」の特派員も務める。’59年に在日20年間の日本対外啓発、日英両国の友好増進の功績により、外国特派員として初の勲章である勲四等瑞宝章を、母国イギリス政府からも英帝国勲章を受けた。また、ブリタニカ百科辞典の編集委員を務めたほか、吉田茂の「回想十年」などの英訳も行った。’61年に英国に帰国した後、76年に再び渡日の船上で死去した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報