20世紀西洋人名事典 「H.W.バブコック」の解説
H.W. バブコック
Horace Welcome Babcock
1912 -
米国の天文学者。
カリフォルニア州パサディナ生まれ。
磁変星の発見者。父は太陽の黒点磁気および一般磁場の研究の第一人者でウィルソン山天文台員。カリフォルニア工科大学等で修業し、夜光の明るさ、銀河の回転を測定。1946年ウィルソン山天文台に入り、父に倣って共同研究を推進。同年おとめ座78番星に太陽の約千倍の磁場を検出し、又、その周期的変化を発見。太陽マグネトグラフ器を’51年に考案。’59年には太陽が磁変星の一つであることを発見。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報