家庭用のデジタル機器の接続仕様。日欧8社がIEEE1394ネットワークでAV機器の相互接続を実現するように策定したソフトウェア仕様で、1998年に基本仕様を公開、2000年1月に最終仕様を発表。同年HAViバージョン1、翌年バージョン1.1が完成し、新たに15社が参加してデジタル・セット・トップ・ボックス、デジタルVTRなどへの搭載やパソコンとの接続が進められた。HAVi機器の特長として、VTRの録画予約機能を他社製のVTRからも使用できるなど、他社製機器からアプリケーション・ソフトを制御可能にする機能、接続機器のドライバーソフトを自動的にコントローラー内に登録させてプラグ・アンド・プレイを可能にする機能、時計あわせのような他の機器に備わっている機能の一部を抜き出して利用できる機能のほか、モデム機能、チューナー機能など外部の機器からも利用できる11種類の機能があるとされていた。ほかに、コンピュータ言語Java(ジャバ)による分散処理環境により機器間の接続を実現するJini(ジニー)や、マイクロソフト社が中心になって提唱するUPnPがあり、HAViと併存するとみられたが、UPnPがデファクトスタンダード(事実上の標準)となり、HAViは普及しなかった。
[岩田倫典]
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