20世紀西洋人名事典 「I.ドゥナエフスキー」の解説
I. ドゥナエフスキー
Isaak Osipovich Dunaevskii
1900.1.30 - 1955.7.25
ソ連の作曲家,指揮者。
ロフビツァ(ポルタワ州)生まれ。
作曲をボガトゥイリョフに学び、ハリコフの劇場で作曲家や指揮者として活動し、1924年モスクワに移り、劇場音楽を書く。’29年レニングラードで活動し、ミュージック・ホールの指揮者や音楽監督を務め、’32年頃から映画音楽を手がける。’34年の映画「陽気な連中」から創作の中心が豊かな旋律性と健康な楽天性を特色とした大衆歌曲となり、特に映画「サーカス」の主題歌「祖国の歌」(’36年)は国民歌的存在として親しまれる。’50年ロシア共和国人民芸術家の称号を受ける。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報