共同通信ニュース用語解説 「IMF改革」の解説
IMF改革
国際通貨基金(IMF)の先進国中心の業務運営体制を改め、新興国の発言権を拡大する改革。出資比率の見直しは通常5年ごとに行う。2010年12月に決まった改革で、リーマン・ショックなどの金融危機に備えて出資総額を倍増し、米国や日本などの出資比率を引き下げ、中国やインド、ロシアなどを引き上げることになったが、事実上の拒否権を持つ米国の承認が遅れ、現在も発効していない。
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