知恵蔵mini 「iPadmini3」の解説
iPad mini3
搭載される基本ソフト(OS)は、同年10月にリリースされた「iOS8.1」。
サイズは、幅134.7ミリ、高さ200ミリ、厚さ7.5ミリ。重さは、Wi-Fiモデルが331グラム、Wi-Fi+Cellularモデルが341グラム。
CPU(中央演算処理装置)は、64ビットアーキテクチャー「A7」チップを搭載し、顔検出、手ぶれ補正などに対応した「iSightカメラ」と呼ばれる内蔵カメラや、Wi-Fi (無線LAN 802.11 a/b/g/n)を備えるが、これらの基本機能は、いずれも前モデルのiPad mini2と同じである。iPad mini3から新たに搭載された機能は、指紋認証センサー「Touch ID」のみとなる。Touch IDでは、ホームボタンにタッチするだけでロック解除ができるため、パスワードを入力するよりもセキュリティーも向上する。このTouch IDは、iPhoneの5s以降やiPad Air2にも搭載されている。
Wi-Fiモデルと、4GやLTE周波数帯に対応した、Wi-Fi+Cellularモデルの2種類がある。また、内蔵メモリーの違いでは、16、64、128ギガバイトの3タイプあり、iPad mini2で存在した32ギガバイトがなくなった代わりに、128ギガバイトが用意された。色は、シルバー、ゴールド、スペースグレイの3色がある。
(横田一輝 ICTディレクター/2014)