iPS細胞移植

共同通信ニュース用語解説 「iPS細胞移植」の解説

iPS細胞移植

病気けがで損なわれた臓器組織の働きを回復させる再生医療の一つで、血液皮膚細胞から作製した人工多能性幹細胞(iPS細胞)を必要な細胞に変化させて患者に移植する医療。2014年9月に理化学研究所などが目の病気「加齢黄斑変性」の患者に世界で初めて実施して以来、重症心不全やパーキンソン病などさまざまな病気で行われている。患者自身の細胞を使えば移植時の拒絶反応を避けられるが、手間や費用がかかる。このため、拒絶反応が起きにくい免疫の型を持つ人のiPS細胞を備蓄して使用する方法が主流になっている。

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