20世紀西洋人名事典 「J.ラウベ」の解説
J. ラウベ
Johannes Laube
1937 -
ドイツの哲学者,宗教学史家。
日本宗教学会会員。
ドイツ生まれ。
8歳の頃美術館で日本の芸術、特に禅の文化に触れ日本に関心を持ち、30歳で宗教学研究で身をたてるため、日本と中国を選ぶ。1971年マールブルク大学で修士号を取得、’76年同大より天理教の研究で博士号を取得。’71〜74年天理大学講師、’74〜79年マールブルク大学講師、’79〜80年天理大学客員講師、京都大学特別研究員を経て、’80年からマールブルク大学講師などを歴任。西田哲学と田辺哲学の比較研究を続行している。日本語が堪能で、ヨーロッパ日本研究学会、ドイツ東洋協会、日本宗教学会等の会員。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報