JKビジネス(読み)ジェーケービジネス

デジタル大辞泉 「JKビジネス」の意味・読み・例文・類語

ジェーケー‐ビジネス【JKビジネス】

JKは、女子高校生の意》女子高校生によるサービスを提供するビジネスをいう。制服を着た女子高校生が個室リフレクソロジーという簡易マッサージを行う「JKリフレ」や、制服や水着を着用した女子高校生を撮影する「JK撮影会」など。女子高生ビジネス

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共同通信ニュース用語解説 「JKビジネス」の解説

JKビジネス

女子高生らの親密なサービスを売り男性接客する業態。JKは「女子高生」の略。警察庁によると今年6月末で全国に114店あり、9割以上が東京と大阪に集まる。東京都の規制条例は、店名などに女子高生らの接客を連想させる「JK」や「学園」などの文字が含まれたり、制服や体操着で接客したりする店を「特定異性接客営業」とし、18歳未満の接客を禁止。営業形態はマッサージや添い寝をする「リフレ」、客と一緒に街を歩く「散歩」など五つに分類した。メイド喫茶は規制対象外。店には都公安委員会への届け出や従業員の年齢確認ができる名簿常備を義務化し、警察官の立ち入りも可能にした。

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知恵蔵mini 「JKビジネス」の解説

JKビジネス

女子高生(JK)による男性への親密なサービスを売りにしたビジネスの総称。制服姿の女子高生が一緒に散歩をする「JKお散歩」、個室で添い寝や簡単なリフレクソロジー(マッサージ)を行う「JKリフレ」などがある。風俗営業法の届け出が不要なことから、東京都の秋葉原を中心にJKビジネスを営む店舗が増え、女子高生による過激なサービスが問題視されるようになった。警視庁がこうした店舗で働く18歳未満の少女補導の対象とした2013年4月以降、JKビジネスを営む店舗は激減し、女子高生が補導されるケースも大幅に減少した。しかし、現存する店舗で18歳の女子高生を雇用するケースが増加したことから、14年12月、警視庁は15年1月より満18歳を超えた女子高生や専修学校生も補導の対象とすることを決定した。

(2014-12-22)

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