知恵蔵mini 「Kokura」の解説 Kokura 2012年8月に名づけられた小惑星の名称。1999年に米国アリゾナ州のローウェル天文台により発見された。直径約5〜10キロメートル。名称の由来は日本の小倉。北九州市小倉北区の小倉高校科学部では、05年より、自転によって周期的に変わる小惑星の明るさをグラフ化した「ライトカーブ」をもとに小惑星の形状を割り出す研究を続けており、12年5月、それまでの研究成果を新潟市で行われた国際会議で発表。それを受けローウェル天文台が、同校生の会議参加の記念にと、同天文台に命名提案権がある小惑星の一つに「Kokura」との名称を付けることを提案、実現した。 (2012-08-23) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報