20世紀西洋人名事典 「L.ティホーミロフ」の解説
L. ティホーミロフ
Lev Aleksandrovich Tikhomirov
1852 - 1923
ソ連(ロシア)の革命家。
元・「モスクワ報知」誌編集長。
チャイコフスキー派のナロードニキ革命家で、「土地と自由」を結社。「人民の意志」党最大の理論家。1881年皇帝アレクサンドル2世が暗殺されると、亡命地での運動の敗北に絶望し、転向する。1888年「私は、なぜ革命家たることをやめたか」を出す。帰国後、右翼の理論家となり、1909年より4年間「モスクワ報知」誌編集長として活躍した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報