20世紀西洋人名事典 「L.ミハエリス」の解説
L. ミハエリス
Leonor Michaelis
1875.1.16 - 1949.10.9
ドイツの生理化学者。
元・ロックフェラー医学研究所研究員。
ドイツ生まれ。
ドイツの生理化学者で、1922年より4年間名古屋大学教授として活躍。その後、ジョンズ・ホプキンズ大学講師を経て、’29年ロックフェラー医学研究所研究員となり、’40年まで在籍する。その業績として、’13年酵素反応の速度と基質濃度の関係を示す式である「ミハエリスーメンテンの式」を発見。また、毛髪の主成分であるケラチンがチオグリコール酸によって溶ける事を発見し、それは毛髪のパーマネントへと使われた。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報