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LNG産消会議(読み)えるえぬじーさんしょうかいぎ(その他表記)LNG Producer-Consumer Conference

知恵蔵mini 「LNG産消会議」の解説

LNG産消会議

液化天然ガス(LNG)の生産国と消費国が一堂に会する初の国際会議。2012年9月、経済産業省、アジア太平洋エネルギー研究センター(APERC)の主催により東京で開催された。約30カ国からエネルギーの担当閣僚や資源関連企業の担当者ら500人以上が参加し、LNGの調達と価格の安定を確保しつつ、市場の拡大を図っていくための議論が行われた。最大のLNG消費国である日本では、原発の稼働停止で火力発電燃料となるLNGの輸入が急増しており、安価にLNGを調達すること急務となっている。会議に出席した枝野幸男経済産業相は、北米に比べ東アジアで割高となっているLNGの価格決定システムの見直しを提案。今回は合意に至らなかったが、来年以降も引き続き協議するとしている。

(2012-09-20)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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