冷熱利用(読み)れいねつりよう

世界大百科事典 第2版「冷熱利用」の解説

れいねつりよう【冷熱利用】

ここでは天然ガスを液化する際に生ずる冷熱の利用について述べる。液化天然ガス(LNG略称)は,液化基地で産出する天然ガスの約10%を費やして生産され,常圧で沸点(約-160℃)を保ちながら輸送・貯蔵される。すなわち,LNGは液化時に加えられたエネルギー内部に保有しているわけで,常温の天然ガスに戻るに際して,大量の周囲から奪って冷やす能力をもっている。この能力をLNGの冷熱といっているが,LNG1kg当り約200kcalの熱を他のものから奪うことができる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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