20世紀西洋人名事典 「M.ウィグマン」の解説
M. ウィグマン
Mary Wigman
1886.11.13 - 1973.9.18
ドイツの女流舞踏家,振付師。
ハノーバー生まれ。
舞踏をダルクローズ、ラバンらに師事し、1914年にデビューする。リサイタルで、「ドイツ・モデルネ・タンツ」の歴史の出発点をつくった。作風は、当時のドイツの芸術主潮、表現主義に深く影響されている。そして、苦悩や死といった主題を扱った作品が多い。’20年舞踏学校を開設し、アメリカ・モダン・ダンスの発展に貢献する。日本の舞踏家である江口隆哉、宮操子らもウィグマン学校の出身である。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報