20世紀西洋人名事典 「M.オジェ」の解説
M. オジェ
Mare Augé
1935 -
人類学者。
高等師範学校で古典文学を学び、教授資格をとる。その後、社会人類学に移り、オルストム(海外科学技術研究機関)の研究員として活動する。1970年社会科学高等研究院助教授を経て、教授となる。また、人間科学館館長を兼任する。彼の研究関心は、レヴィ・ストロースの構造主義的な宗教人類学とバランディエの機能主義的な政治人類学を統合することにある。レヴィ・ストロースの後継者でコレージュ・ド・フランスの教授になったエリチエが彼の夫人である。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報