20世紀西洋人名事典 「M.ラーマン」の解説
M. ラーマン
Mujibur Rahman
1920.3.17 - 1975.8.15
バングラデシュの政治家。
バングラデシュ初代大統領。
ファリドプル県生まれ。
学生時代からムスリム連盟党員として政治活動を行い、1949年アワミ連盟結成に参加、’53〜66年書記長。その間’54年東ベンガル州統一戦線政府商工相、’55〜58年制憲・国民議会議員を務め、’66年人民連盟委員長。’70年選挙で圧勝し、’71年にはバングラデシュ独立戦争開始時逮捕されるが、人民連盟による独立宣言で大統領に指名、’72年釈放となる。民族主義、社会主義、民主主義、政教分離主義を国家原則として国家建設を図るが、’75年クーデターで殺害された。「建国の父」といわれる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報