最新 地学事典 「M2波」の解説 エムにはM2波 M2 wave発見者の名をとり妹沢せざわ波,またはfirst shear modeのレーリー波とも呼ばれる。板を伝わる表面波が2種類に分かれることを参考にして,M21, M(2)1などとも形式的に書かれる。半無限弾性体の上に一様な表面層があるとき存在する分散性レーリー波の次のモードに相当し,比較的周期は短い。波長が短くなった極限で位相速度は表層のS波のそれに近づき,ある波長で半無限弾性体のS波速度VSに達するが,それより先では存在しえない。またVSが表層のレーリー波速度より遅いときには存在しない。軌道の回転方向は,両媒質の弾性と波長によって変わるが,レーリー波と逆になることが起こりうる。執筆者:佐藤 泰夫 出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報 Sponserd by