米国議会図書館のネットワーク開発MARC標準局(Network Development and MARC Standard Office)が2002年,外部専門家と共同で開発した書誌的要素のためのXMLスキーマ.XMLで記述することにより,MARCデータの柔軟な表示,編集,他のスキーマとの相互変換が容易となる.MARC21との完全な互換性をもつMARCXMLとは異なり,一部のフィールドのみを要素とすることにより,簡略なレコード作成を可能としている.一方ダブリンコアと比較すると,図書館などにおける電子資料のメタデータ記述にも親和性の高い要素を豊富に含む.要素名にはMARCのフィールド識別子ではなく一般言語が用いられ,理解しやすい.