ナチュラルキラー細胞(NK細胞)が、体内に存在する、あるいは侵入した異物に対して攻撃しようと働く細胞傷害活性、およびその度合い。NK細胞は、悪性変化して癌(がん)化した細胞を標的細胞と認識して殺そうとするキラー細胞として働く。また、インフルエンザなどのウイルス感染の初期などに、感染した細胞に対して細胞傷害活性を発揮してそれらの細胞をウイルスともども殺そうとする。しかし、NK活性は加齢や免疫不全、自己免疫疾患、悪性疾患などによって低下するほか、ストレスや喫煙なども低下の原因となる。一方で、白血病やウイルス感染などによって活性は高まる。NK活性を調べるには、血液を採取して末梢(まっしょう)血リンパ球を免疫反応に直接かかわるエフェクター細胞として用い、特定の標的細胞に対する活性を測定する。
[編集部]
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