ナチュラルキラー細胞(NK細胞)が、体内に存在する、あるいは侵入した異物に対して攻撃しようと働く細胞傷害活性、およびその度合い。NK細胞は、悪性変化して癌(がん)化した細胞を標的細胞と認識して殺そうとするキラー細胞として働く。また、インフルエンザなどのウイルス感染の初期などに、感染した細胞に対して細胞傷害活性を発揮してそれらの細胞をウイルスともども殺そうとする。しかし、NK活性は加齢や免疫不全、自己免疫疾患、悪性疾患などによって低下するほか、ストレスや喫煙なども低下の原因となる。一方で、白血病やウイルス感染などによって活性は高まる。NK活性を調べるには、血液を採取して末梢(まっしょう)血リンパ球を免疫反応に直接かかわるエフェクター細胞として用い、特定の標的細胞に対する活性を測定する。
[編集部]
東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新