20世紀西洋人名事典 「P.ファン・デカンプ」の解説
P.ファン・デ カンプ
Peter Van de Kanp
1901 -
米国の天文学者。
スプロール天文台長。
オランダ系の米国の天文学者。大卒後米国に渡り、1925年博士号をカリフォルニア大で取得。’37年スワースモア大のスプロール天文台長就任。彼は16光年以内にある近距離星54個の固有運動の測定から太陽系以外の惑星系の検出等、恒星の固有運動および視差の精密測定に尽力。口径61cm、焦点距離10.0mの屈折望遠鏡を使って、40年間に得た数万枚の写真を比較してくだした推測で、はくちょう座61番星、ロス614番星、ラランド21185星等に惑星系の存在を予想した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報