20世紀西洋人名事典 「R.アンシュッツ」の解説
R. アンシュッツ
Richard Anschüts
1852.3.10 - 1937.1.3
ドイツの化学者。
ボン大学教授。
ダルムシュタット生まれ。
ハイデルベルク大学ではブンゼンに師事し、その後ケクレの助手としてボンに行き、ケクレの死後教授となる。有機酸について幅広い研究をして、ケクレ生誕100年記年に伝記を完成したり、クーパーの埋もれた業績を探究した。著作に「Die Destillation unter vermindertem Druck im Laboratorium」(1887年)、「August Kekulé,Leben und Wirken」(1929年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報