R.D.マッケンジー(英語表記)Roderic Duncan McKenzie

20世紀西洋人名事典 「R.D.マッケンジー」の解説

R.D. マッケンジー
Roderic Duncan McKenzie


1885 - 1940
米国の社会学者。
ミシガン大学教授。
シカゴ大学でR.E.パークやE.W.バージェスに師事し、ミシガン大学教授を務める。人間生態学の基本的概念の精密化において優れた業績を残し、この人間生態学は都市研究に適用され、近隣メトロポリタンコミュニティ、国際的問題などについて業績をあげ、特にメトロポリタンの研究ではパイオニア役割を果たす。シカゴ学派の代表的人物で人間生態学や都市社会学の創設に貢献する。著書に「メトロポリタン・コミュニティ」(1933年)など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android