20世紀西洋人名事典 「S.ルメット」の解説
S. ルメット
Sidney Lumet
1924 -
米国の映画監督。
フィラデルフィア生まれ。
オフ・ブロードウェイの俳優、演出家を経て、1950年CBSテレビのディレクターとなる。7年間で約500本のドラマを手がけた後、’57年映画「十二人の怒れる男」を発表、監督としてデビュー。以来社会性の強い都会ドラマ及び舞台劇の映画化に専念する。他の作品に、「女優志願」(’58年)、「質屋」(’65年)、「オリエント急行殺人事件」(’74年)、「狼たちの午後」(’75年)、「評決」(’82年)がある。ニューヨーク派の先駆者、知性派の代表とみなされる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報