SIB(読み)エスアイビー

デジタル大辞泉 「SIB」の意味・読み・例文・類語

エス‐アイ‐ビー【SIB】[Securities and Investments Board]

Securities and Investments Board英国証券投資委員会。投資家保護証券市場の秩序維持を図るための組織

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

共同通信ニュース用語解説 「SIB」の解説

SIB

ソーシャル・インパクト・ボンドの略。社会問題の解決と公費削減を目的に、2010年に英国で始まった取り組み。NPOや企業などが投資家から集めた資金を元に事業を実施し、事前に取り決めた目標が達成された場合に、国や自治体が投資家にお金を支払う。ボンド(債券)という言葉が使われているが、資金集めの際に必ずしも債券を発行するわけではない。貧困層の就労支援や高齢者の健康づくりなどが事業領域として想定される。米国、英国やオランダカナダなどで実施されている。

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知恵蔵 「SIB」の解説

SIB

「ソーシャル・インパクト・ボンド」のページをご覧ください。

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

世界大百科事典(旧版)内のSIBの言及

【氏族】より

…しかしのちになるとイギリスで,〈クラン〉の語源となったスコットランド人の氏族が,単系出自集団でも外婚集団でもないことに発し,新しく〈セプトsept〉という用語がW.H.R.リバーズによって唱えられるようになる。またアメリカでもR.H.ローウィによって,用語・概念の混乱をさけるべく,母系氏族・父系氏族を総称して〈シブsib〉という用語を用いるよう提案がなされ,さらにローウィの提案をうけて,〈シブ〉や〈リネージ〉は単系出自集団であるが,〈クラン〉は配偶者を含む単系出自にもとづく集団で,かつまた地域的制約のある居住集団に対してあてるべきだ,というG.P.マードックの提案も登場した。しかし今日では,用語としては〈クラン〉が代表的であり,概念としては単系出自集団と規定する学者が少なくない。…

【氏族制度】より

…ただモーガンがその研究の出発点としたイロコイ諸族的な母系氏族が氏族社会本来の原初的形態であったかどうか,また氏族結合の血縁的原理が,つねに純粋で徹底したものでありえたかどうか,さらに,はたして氏族制度が,家族という結合単位に先だって,全人類の社会に遍在的であったかどうかは,以下に述べる各種の事例から推しても,きわめて疑わしい。
【氏族社会の構造と変化】
 まず第1に氏族クランclan,シブsibの構造原理からこの問題を追究してみよう。これまでの氏族に対する最も一般的な定義によれば,氏族とは家族と異なり,一つの共同の祖先をもつという信仰で結ばれた単系(母系もしくは父系)の血縁集団であり,集団内の婚姻の禁止,すなわち外婚制をその特徴とするものとされてきた。…

※「SIB」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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