海の事典 「SMB法」の解説 SMB法(波浪予報) 初めて、第二次大戦の末期に実用化された波浪予報法で、ノルマンディー上陸作戦を成功させた一因とされる。名称は開発者のSverdrup、Munk、 Bretschneiderの頭文字を取ったもの。波のエネルギーに対する方程式を、風から受けるエネルギーと、波齢と波形勾配の関係とについての半経験 的な関係式を用いて解いて得られたもので、風速・吹送距離・連吹時間の三つの要素から、有義波で代表される波浪の状態を予報するもの。 (永田) 出典 (財)日本水路協会 海洋情報研究センター海の事典について 情報 Sponserd by