SMB法(その他表記)SMB method

海の事典 「SMB法」の解説

SMB法(波浪予報)

初めて、第二次大戦の末期に実用化された波浪予報法で、ノルマンディー上陸作戦を成功させた一因とされる。名称は開発者のSverdrup、Munk、 Bretschneiderの頭文字を取ったもの。波のエネルギーに対する方程式を、風から受けるエネルギーと、波齢波形勾配の関係とについての半経験 的な関係式を用いて解いて得られたもので、風速吹送距離連吹時間の三つの要素から、有義波で代表される波浪の状態を予報するもの。 (永田

出典 (財)日本水路協会 海洋情報研究センター海の事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む