20世紀西洋人名事典 「T.E.ヘイドン」の解説
T.E. ヘイドン
Thomas Emmet Hayden
1940.12.12 -
米国の新左翼活動家。
デトロイト生まれ。
通称Tom。
1962年民主社会をめざす組織SDSを大学在学中に結成。新左翼学生運動を指導し、参加民主主義理念やコミュニティ組織化を唱導した。’65年、’66年北ベトナムへ国禁を犯して訪問し、そこで見聞したアメリカ軍の暴虐と不条理を告発した。’68年民主党全国大会反対シカゴ・デモの暴動煽動により逮捕。’75年体制内改革路線に方向転換し、市民運動を草の根次元で指導。82年民主党からカリフォルニア州議会に出馬し当選。71年女優のジェーン・フォンダと結婚したが後に離婚。著書「ニューアークの反乱」(’66年)、「叛裁判」(’69年)。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報