T.S.ペインター(その他表記)Theophilus Sickel Painter

20世紀西洋人名事典 「T.S.ペインター」の解説

T.S. ペインター
Theophilus Sickel Painter


1889 - 1969
米国の細胞遺伝学者。
元・テキサス大学学長。
バージニア州生まれ。
1908年ボアノーク大学卒業後、’13年エール大学で学位取得。エール大学助手を経て、’21年テキサス大学助教授となり、’24年教授を歴任し、’44〜46年には同大学学長を務める。この間、動物染色体研究を幅広く行い、’20〜30年にはヒトの染色体がXY型であることを究明したことで知られる。また、染色体の構造異常と遺伝的表現の関連を明らかにするなど、遺伝子座決定の先駆的研究を行ったことで高く評価されている。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む