TIBOR(読み)たいぼー

日本大百科全書(ニッポニカ) 「TIBOR」の意味・わかりやすい解説

TIBOR
たいぼー

日本の融資や金融取引目安となる金利。東京銀行間取引金利Tokyo Interbank Offered Rateの略で「タイボー」とよばれる。日本の短期金融市場の整備・活性化に資するために使われる。複数の大手金融機関が算出した金利を全国銀行協会集計・公表する。1995年(平成7)に公表開始。国内の無担保コール市場の動きを反映する日本円TIBORと、海外市場での円の取引を反映するユーロ円TIBOR(1998年公表開始)の2種類がある。

[矢野 武 2018年2月16日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

マイナ保険証

マイナンバーカードを健康保険証として利用できるようにしたもの。マイナポータルなどで利用登録が必要。令和3年(2021)10月から本格運用開始。マイナンバー保険証。マイナンバーカード健康保険証。...

マイナ保険証の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android