UHF放送(読み)ユーエッチエフほうそう

百科事典マイペディア 「UHF放送」の意味・わかりやすい解説

UHF放送【ユーエッチエフほうそう】

超短波放送とも。UHF帯を利用する放送で,主としてテレビジョン放送に使われる。従来VHFテレビジョンは12チャネルのみであるが,UHFテレビジョンでは470〜770MHzの50チャネルが使用される。VHF帯は無線局急増のため電波が不足し,1968年郵政省はテレビジョンのUHF帯への移行方針を出した。VHF放送にくらべ,雑音を受けにくい,チャネル数が多くとれるなどの利点があるが,直進性が強く,サービス・エリアが狭い欠点がある。
→関連項目サテライト局テレビチャンネル放送

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android