V.テイテルボイム(その他表記)Volodia Teitelboim

20世紀西洋人名事典 「V.テイテルボイム」の解説

V. テイテルボイム
Volodia Teitelboim


1916 -
チリの政治家,歴史家,作家
元・上院議員
1932年チリ共産党に入党し、’38年チリ大学法学部を卒業後、党中央委員を経て’50年中央政治局員となる。’65年より下院議員、上院議員を務めた後、’73年の外遊中に起きたクーデターの際にはモスクワに亡命した。著書は、ピノチェト軍政を暴露し、’80年に公刊した諷刺小説内戦」のほか、「資本主義夜明けとアメリカの征服」(’43年)、小説「硝石の子たち」(’52年)、評論「人間と人間」(’69年)などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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