WASH-740(読み)ワッシュななひゃくよんじゅう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「WASH-740」の意味・わかりやすい解説

WASH-740
ワッシュななひゃくよんじゅう

1957年発表の原子炉事故を想定した報告書で,被害規模を試算したもの。 75年発表の発生確率を推定したものは WASH-1400 (ラスムッセン報告) と呼ばれる。 WASH-740では,大都市近郊の出力 50万 kWの原子炉事故で,死者 3400人,障害発生4万 3000人,物的被害 70億ドルと推定された。一方,WASH-1400は炉心溶融・格納容器機能喪失による事故を想定したもので,設計ミスによる事故などは無視された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む