コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

原子炉事故 げんしろじこ

1件 の用語解説(原子炉事故の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

げんしろじこ【原子炉事故】

原子炉施設において,誤操作,機器の故障,外乱により,保有する放射性物質が制御されずに環境に放出されること。一般に原子炉施設は他の巨大産業施設と同様,多量の有害物質を内包するので,施設の大規模な損壊を仮定すれば大きな被害の発生する可能性がある。原子炉施設の場合,その被害の形態が核兵器と同じ放射線被曝であるという点に特徴がある。原子炉施設はこのこともあって,一般に設備に故障が生じても公衆の健康に重大な影響を与えないように事前評価を行ってから設計されるので,一般産業でいうように人身や財産の損害を伴う事態のみを事故とすれば,そうした事態の発生頻度がきわめて小さいことも特徴である。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

原子炉事故の関連キーワード多目的原子炉動力炉ACRS原子炉衛星原子炉格納容器原子炉容器食数有利係数M・B・エディー四肢の故障 (breaking down)

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone

原子炉事故の関連情報