Xg式血液型(読み)エックスジーしきけつえきがた(その他表記)Xg blood groups

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「Xg式血液型」の意味・わかりやすい解説

Xg式血液型
エックスジーしきけつえきがた
Xg blood groups

J.D.マンらによって発見 (1962) された血液型。 Xg (a+) 型と Xg (a-) 型とがある。この血液型は対立遺伝子 XgaXg支配を受け,XgaXg に対し完全優性である。 Xg式血液型の遺伝子性染色体であるX染色体上にあるので,その分布には男女差がある。臨床面では,性染色体異常と関連づけて研究されている。 Xg (a+) 型は日本人の男で 64%,女で 87%の出現率を示す。人種差は小さい

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む