Xg式血液型(読み)エックスジーしきけつえきがた(その他表記)Xg blood groups

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「Xg式血液型」の意味・わかりやすい解説

Xg式血液型
エックスジーしきけつえきがた
Xg blood groups

J.D.マンらによって発見 (1962) された血液型。 Xg (a+) 型と Xg (a-) 型とがある。この血液型は対立遺伝子 XgaXg支配を受け,XgaXg に対し完全優性である。 Xg式血液型の遺伝子性染色体であるX染色体上にあるので,その分布には男女差がある。臨床面では,性染色体異常と関連づけて研究されている。 Xg (a+) 型は日本人の男で 64%,女で 87%の出現率を示す。人種差は小さい

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