くちい(読み)クチイ

デジタル大辞泉 「くちい」の意味・読み・例文・類語

くち・い

[形]苦しいほど腹がいっぱいである。満腹である。「食べ過ぎて腹が―・くなる」
[類語]満腹腹一杯たらふく

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「くちい」の意味・読み・例文・類語

くち・い

〘形口〙 これ以上飲み食いできないほど腹がいっぱいである。満腹である。
浄瑠璃那須与市西海硯(1734)一「鼻の下のくちいが肝腎(かんじん)、定めて大分取れるであろ」
※平凡(1907)〈二葉亭四迷〉三四「お昼はお腹が満(クチ)くて喰べられない」

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