デジタル大辞泉
「インド門」の意味・読み・例文・類語
インド‐もん【インド門】
《India Gate》インド北部の都市デリーにある門。第一次大戦で戦死したインド人兵士の慰霊のため、パリのエトワール凱旋門をもとに設計され、1931年に完成。高さ42メートル。壁面に戦死者の名が刻まれている。
《Gateway of India》インド西部、マハラシュトラ州の都市ムンバイにある門。アラビア海に臨むムンバイ港に面する。英国統治時代の1911年にジョージ5世と王妃のインド訪問を記念して建設され、1924年に完成。玄武岩を用いたインド‐サラセン様式(英国のネオゴシック様式にムガル建築を採り入れた建築様式)の門であり、英国統治の象徴として知られる。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内のインド門の言及
【ボンベイ】より
…港湾地区は旧ムンバイー島の東岸をセーウリからフォート地区南端まで約8kmにわたって広がり,北半部には綿花,穀物,石油,石炭,木材などの専用埠頭が,南半部には一般貨物と旅客用埠頭および海軍基地がある。その最南端にイギリス王ジョージ5世の来印を記念して1911年に建てられた〈インド門Gateway of India〉がある。また,インド門の北東海上にはヒンドゥー教石窟で知られる[エレファンタ]島が位置する。…
※「インド門」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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