両刃の剣(読み)リョウバノツルギ

関連語 出典 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「両刃の剣」の意味・読み・例文・類語

りょうば【両刃】 の 剣(つるぎ)

  1. 相手打撃を与えると同時に、こちらもそれなりの打撃をこうむるおそれのあることのたとえ。また、役に立つと同時に、使い方によっては危険を招きかねないもののたとえ。諸刃(もろは)の剣。
    1. [初出の実例]「そのような冷静さが、彼女の信仰をまで失わせるかも知れない両刃の剣になることを恐れた時」(出典:傷ついた葦(1970)〈曾野綾子〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「両刃の剣」の解説

両刃の剣

両方に刃のついた剣。相手を切ろうとして振り上げると、まず自分を傷つける危険があるところから、相手に打撃を与えると同時に、こちらもそれなりの打撃を受けるおそれのあること、また、役にも立つが、逆に危険をも招きかねないことのたとえ。

[使用例] そのような冷静さが、彼女信仰をまで失わせるかもしれない両刃の剣になることを恐れた時[曾野綾子*傷ついた葦|1970]

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む