久米の岩橋(読み)クメノイワバシ

デジタル大辞泉 「久米の岩橋」の意味・読み・例文・類語

くめ‐の‐いわばし〔‐いはばし〕【久米の岩橋】

えんの行者大和葛城山から吉野金峰山きんぷせんまで架け渡そうとしたという伝説上の橋。葛城の神夜間しか働かなかったために完成しなかったという。多く和歌で男女の契りが成就しないことのたとえとされる。[歌枕
葛城や渡しもはてぬものゆゑに―こけ生ひにけり」〈千載・雑上〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 行者

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む