伝本(読み)デンポン

デジタル大辞泉 「伝本」の意味・読み・例文・類語

でん‐ぽん【伝本】

ある文献の、現在まで伝わっている写本または版本

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「伝本」の意味・読み・例文・類語

でん‐ぽん【伝本】

  1. 〘 名詞 〙 世の中に代々伝わっている本。世間に流布しているテキスト
    1. [初出の実例]「伝本が少いからといふことは、自分は大した理由にならぬと考へる」(出典:番傘・風呂敷・書物(1939)〈幸田成友〉幕末の木活字版一二について)
    2. [その他の文献]〔顔氏家訓‐書証〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「伝本」の読み・字形・画数・意味

【伝本】でんぽん

世に伝える書。また、拓本。明・倪元〔元祐党の碑に題す〕此の、崇五年に毀碎せられしより、に傳本稀なり。

字通「伝」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android