何処いら(読み)ドコイラ

デジタル大辞泉 「何処いら」の意味・読み・例文・類語

どこ‐いら【処いら】

[代]どこら」に同じ。「何処いらに置こうか」「何処いらまで知っているのだろう」
[類語]何処どこどこそこいずこどこらどの辺どこやらいずかたどちらいずれどっちどこか某所某地

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「何処いら」の意味・読み・例文・類語

どこ‐いら【何処いら】

  1. 〘 代名詞詞 〙 不定称。不特定場所・点などを漠然と示す。どこら。どのへん。
    1. [初出の実例]「どこいらへ行ったろふ」(出典:洒落本・通仁枕言葉(1781)幾よし屋の舗)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android