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何れ/孰れ イズレ

デジタル大辞泉の解説

いず‐れ〔いづ‐〕【何れ/×孰れ】

[代]不定称の指示代名詞。どれ。どちら。どっち。「―の物も名品ぞろいだ」「合否―の場合も通知します」
[副]
いろいろな過程を経たうえでの結果をいう。いずれにしても。結局。「その場はごまかせても―ばれるに決まっている」
あまり遠くない将来をいう。そのうちに。近々。「―改めて伺います」

どれ【何れ】

[代]不定称の指示代名詞。
限定されたものの中から選び出すものをさす。どのこと。どのもの。「テーマを何れにしようか迷う」「何れでも好きなのを選びなさい」
不明・不特定の場所をさす。どこ。
「―から―への御出でござあるぞ」〈虎清狂・禁野
不特定の人をさす。だれ。
「―ぞおともしやれ」〈洒・遊子方言
[感]
相手の呼びかけに応じるときに発する語。どら。「『この字何て読むの』『何れ、見せてごらん』」
自分で行動を起こそうとするときに発する語。どら。「何れ、そろそろ出かけるとするか」
どうれ」に同じ。
「『物申(ものまう)』『―』」〈咄・御前男・四〉

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

大辞林 第三版の解説

どれ【何れ】

〔「いづれ」の転〕
( 代 )
不定称の指示代名詞。
複数、特に三つ以上の限られた範囲のものの中から、不特定の一つあるいはいくつかのものをさす。 「たくさんありすぎて、-がいいかわからない」 「 -が好きか」
不特定の場所をさす。どこ。 「『比叡の山は-より』 『桜本より』と申す/義経記 3
不定称の人代名詞。
複数、特に三人以上の限られた範囲の人の中から、不特定の一人あるいはいく人かの人をさす。どの人。 「この中の-が君の息子かね」
不特定の人をさす。だれ。 「 -ぞ、おともしやれ/洒落本・遊子方言」 〔 で、二つのもの、あるいは二人の人の中から選ぶときは「どちら」を用いる〕
( 感 )
動作を始めようとしたり、人の注意を促すときに発する言葉。 「 -、始めよう」 「 -、貸してごらん」

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