古瀬戸内海(読み)こせとないかい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「古瀬戸内海」の意味・わかりやすい解説

古瀬戸内海
こせとないかい

新生代新第三紀中新世以降、現在の瀬戸内海地域には、ほぼ東西に伸びる細長い低地があり、この低地に沿って海水の浸入があった。この地域には中新世中期と鮮新世~更新世に2回の堆積(たいせき)層の形成があり、それぞれの時期の堆積物は、第一瀬戸内累層群(だいいちせとうちるいそうぐん)および第二瀬戸内累層群と呼称されている。前者は、おもに海成層からなり、後者は河成~湖成層が主であるが海成層も伴う。第一瀬戸内累層群に関しては、兵庫県下の神戸層群などが年代の見直しによって除外されたことにより、分布域が大幅に縮小される等の見直しが行われている。

[角井朝昭]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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