坊主丸儲け(読み)ボウズマルモウケ

デジタル大辞泉 「坊主丸儲け」の意味・読み・例文・類語

坊主ぼうず丸儲まるもう

僧侶元手がいらないので、収入全部がもうけになるということ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「坊主丸儲け」の意味・読み・例文・類語

ぼうず【坊主】 丸儲(まるもう)

  1. 僧侶は資本経費などを使わなくても利益を得ることができるの意。もとでなしで思わない儲けをしたときなどにいう。
    1. [初出の実例]「坊主まる儲けとか、出まかせな駄洒落を、年中繰返して居る」(出典:大阪の宿(1925‐26)〈水上滝太郎〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「坊主丸儲け」の解説

坊主丸儲け

僧侶は経費などを使わずに、お布施がそっくり手に入る。

[使用例] 坊主まる儲けとか、出まかせな駄洒落を、年中繰り返して居る[水上滝太郎大阪の宿|1925~26]

[解説] 元手なしで思わぬ儲けをしたとき、儲けの多い他人の商売をねたんでいうときなどにも使われます。

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android