売色(読み)バイショク

デジタル大辞泉 「売色」の意味・読み・例文・類語

ばい‐しょく【売色】

売春売淫
[類語]売春売淫淫売売笑春を売る春をひさ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「売色」の意味・読み・例文・類語

ばい‐しょく【売色】

  1. 〘 名詞 〙 売淫(ばいいん)すること。売春。また、その人。売春婦
    1. [初出の実例]「則売色(バイショク)必落於市人之胯下耳」(出典:洒落本・史林残花(1730)序)
    2. 「売色ども、たちまちここにあつまりきたりて」(出典:西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉七)

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世界大百科事典(旧版)内の売色の言及

【売春】より

…一般に,双方の合意に基づき,金品を対価として不特定多数の相手との間に行われる,ある程度常習的な性的行為をいい,売色,売笑などとも称される。金品ではなく好意や愛顧を得ることを目的とするもの,また金品が対価とされても特定個人を相手にするものは,通常売春とはみなされない。…

※「売色」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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