外交断絶(読み)がいこうだんぜつ

百科事典マイペディア 「外交断絶」の意味・わかりやすい解説

外交断絶【がいこうだんぜつ】

国家間の紛争が極度の緊張達し外交交渉その他の平和的解決がすべて行き詰まった結果,当事国間の外交関係が断絶するに至ること。戦争の前段階としての意味をもつこともある。通例では外交使節随員退去を命ぜられるが,領事関係など存続する部分もある。1961年米国がキューバと外交を断絶し,〈キューバ危機〉を生んだ例がある。→国交断絶

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

改訂新版 世界大百科事典 「外交断絶」の意味・わかりやすい解説

外交断絶 (がいこうだんぜつ)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の外交断絶の言及

【国交断絶】より

…国家間の平和的友好的な関係の崩壊を指す一般的な概念。国際法上の用語としては〈外交関係の断絶〉(ないしは外交断絶)が通常用いられる。国交断絶は外交関係の断絶と同義に用いられることがあるが,経済,文化,社会等国家間の関係が全面的に断絶する場合を指す広い概念として用いられることもある。…

※「外交断絶」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む