デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大河兼任」の解説 大河兼任 おおかわ-かねとう ?-1190 平安後期-鎌倉時代の武将。陸奥(むつ)平泉(岩手県)の豪族藤原泰衡(やすひら)の家来。泰衡が源頼朝にほろぼされると,仇(かたき)を討つと称して挙兵し,秋田・津軽地方で勢力をふるった。多賀国府へむかうが幕府軍に敗れ,ひとり栗原寺(宮城県栗駒町)ににげたところ,きこりにあやしまれ文治(ぶんじ)6年3月10日殺害された。通称は次郎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by