デジタル大辞泉 「建久」の意味・読み・例文・類語 けんきゅう〔ケンキウ〕【建久】 鎌倉初期、後鳥羽天皇・土御門つちみかど天皇の時の年号。1190年4月11日~1199年4月27日。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「建久」の意味・読み・例文・類語 けんきゅうケンキウ【建久】 鎌倉時代、後鳥羽、土御門両天皇の代の年号。文治六年(一一九〇)四月一一日地震により改元。出典は「晉書」の「建二久安於万歳一、垂二長世於元窮一」。建久一〇年(一一九九)四月、正治と改元。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
日本の元号がわかる事典 「建久」の解説 けんきゅう【建久】 日本の元号(年号)。鎌倉時代の1190年から1199年まで、後鳥羽(ごとば)天皇、土御門(つちみかど)天皇の代の元号。前元号は文治(ぶんじ)。次元号は正治(しょうじ)。1190年(文治6)4月11日改元。陰陽道の「三合(さんごう)厄歳」(三合の厄)を避けるために行われた。『晋書(しんじょ)』および『呉志(ごし)』を出典とする命名。源頼朝(よりとも)は、1192年(建久3)に朝廷から征夷大将軍に補任された。この年の3月13日、後白河(ごしらかわ)法王が崩御している。1198年(建久9)、後鳥羽天皇は皇子の土御門天皇に譲位し、院政を開始した。 出典 講談社日本の元号がわかる事典について 情報